ラズパイの GPIO を利用してモータを動かします。
ピンの操作ができれば色々なことができるようになりますね。
環境
- Raspberry Pi3
- Python3
- モータードライバー TB6643KQ: 半導体(モジュール) 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
- http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-10435/
回路
扱う電圧が大きめのため TB6643KQ を採用しました。
Fritzing に TB6643KQ がなかったので、適当な 7 本足で代用です。
ラズパイのピン配列は以下のようになっています。
コード
ピンの操作には wiringpi2 を使います。
raspbian 標準では python2 と wiringpi が入っていたはずですが、今回は python3 と wiringpi2 を利用しました。
import wiringpi2
SetupGpio で初期化してから利用するピンを指定します。
当然指定するピンは GPIO です。
0->INPUT
1->OUTPUT
2->PWM
FANPIN = 18
def initPin():
wiringpi2.wiringPiSetupGpio()
wiringpi2.pinMode(FANPIN, 1)
後は Write で操作できます。
1->ON
2->OFF
wiringpi2.digitalWrite(FANPIN, 1)
実行時は管理者権限が必要なため、sudo で実行します。
ただし sudo だとパスが不定になってしまうようなので、絶対パスを利用します。
sudo /home/pi/.pyenv/shims/python /home/pi/foo.py
動き
こんな感じです。
ラズパイ+TB6643KQ+24V電源でファンを操作 pic.twitter.com/N8iDTqQ52N
— hikiit (@hikiit18) June 12, 2017
こうやって使えばラズパイも夏を乗り切れる。