Raspberry Piでモータ(ファン)を動かす

July 20, 2017

ラズパイの GPIO を利用してモータを動かします。

ピンの操作ができれば色々なことができるようになりますね。

環境

回路

扱う電圧が大きめのため TB6643KQ を採用しました。

Fritzing に TB6643KQ がなかったので、適当な 7 本足で代用です。

20170720230421

ラズパイのピン配列は以下のようになっています。

20170716044211

コード

ピンの操作には wiringpi2 を使います。

raspbian 標準では python2 と wiringpi が入っていたはずですが、今回は python3 と wiringpi2 を利用しました。

import wiringpi2

SetupGpio で初期化してから利用するピンを指定します。

当然指定するピンは GPIO です。
0->INPUT
1->OUTPUT
2->PWM

FANPIN = 18

def initPin():
    wiringpi2.wiringPiSetupGpio()
    wiringpi2.pinMode(FANPIN, 1)

後は Write で操作できます。
1->ON
2->OFF

wiringpi2.digitalWrite(FANPIN, 1)

実行時は管理者権限が必要なため、sudo で実行します。
ただし sudo だとパスが不定になってしまうようなので、絶対パスを利用します。

sudo /home/pi/.pyenv/shims/python /home/pi/foo.py

動き

こんな感じです。

こうやって使えばラズパイも夏を乗り切れる。


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